
← コラムメニューに戻る
NO・9 夢を追い続けた男。!
平成17年7月14日、追い続けた『夢』が夢で無くなった日。
大阪・舞洲スタジアムで創部3年目のNOMOベースボールクラブは、都市対抗近畿代表決定戦で、
社会人チーム、ニチダイに2 - 0で勝利し、初の都市対抗出場を決めた。
そして、天満克之もマウンド上で、エース藤江投手と歓喜の輪の中にいた。身に付けた、
レガース・プロテクターが小さくぶれ、同じように喜びを表しているようであった。
思えば、タイガースが優勝した年から、堺市の新日鉄グランドに通い続けてから、2年の月日が
すぎていた。
少年野球時代から、いいものをもっていながら、桧舞台には縁の少なかった男が、遂に
夢を実現した。
夢を夢として、終わらさせずに、突き進む間には、こんな声も耳に入ってきたこともあった。
もう、ぼちぼち仕事に精出してもええんとちゃう。野球ばっかりせんと。
正直、考えた、、、、、 でも あと1年だけやるだけやリたい。
努力したら報われる、そんなセリフは、報われるまで、努力強い続けた男達のみに
いえる言葉だ。
数多くの応援者、そしてチームメイト達と東京ドームでの第76回社会人都市対抗大会での
活躍を祈るばかりである。
← コラムメニューに戻る